赤ちゃん言葉とプログラム教育の意外な共通点。習得の秘訣とは?

いきなりですみませんが…

task main ()
{
OnFwd(OUT_AC);
Wait(300);
Off(OUT_AC);
}

プログラムというとこんな感じなわけです。ちなみにこれは「AとCのモーターを前に動かせ」、「次の命令に進むまで3秒待て(3秒間これを続けろ)」、「AとCのモーターを止めろ」という3つの命令から成り立っています。つまり、これは「3秒走って止まる」という動作をロボットに命令しているのです。うーん、ややこしい。

でも、これを見るだけでも英語って重要だなぁと子どもは理解するはずです。中学生は尚更でしょう。この中で中学生が習わない単語は、ひとつとしてないのですから。しかしです。これを低学齢の子どもたちにそのまま教えるのにはいくつか問題が存在します。

まず、想像つきやすいのが「これ、メンディー。やってられるか」と子ども自身が感じてしまう危険性です。見るからにややこしい構文をいきなり叩き込まれたら、興味が芽生える前につぶれてしまうかもしれません。それでは本末転倒です。次に、これが最も重要な点ですが、このプログラムのコード(書き方)をマスターさせたとして、その子どもが大人になったときに実際に使えるか、という問題です。もしかしたら、せっかく教え込んでも全く役に立たないかもしれません。

「ハ!?」と思った方も多いと思います。せっかくやらせるなら、実際の仕事の場でも使えるように専門的な教育を行うべきだ…と考えるのはもっともなことです。しかし、上のプログラムはNQCという言語で書いたプログラムなのです。単にプログラムといっても、実はたくさんの書き方があるのです。日本で「走れ!」は、英語で「Run!」、中国語で「跑起来!」と様々な言語があるように、プログラムでも同じことをロボットに命令する際に様々な言い方があるために、これをプログラム言語と呼びます。C言語なんて言葉を聞いたことがありますよね。

しかし、これには流行り廃りがあるので、せっかくある言語を早期に覚えさせても、ここからの技術革新によって、もしかしたらプログラム言語そのものが大きく変貌してしまうかもしれません。そこで、編み出されたのが「ブロック型」の言語です。具体的には、SCRATCHなど学校で必修化される際に学ぶプログラミングやわたしたちが最初に扱う教材では、写真のようにたった5つのブロックを組み合わせるだけで同じ動作をロボットに命じることができるのです。

いまは本格的なプログラム言語を学ぶ導入として扱われているこの「ブロック型」言語ですが、案外、万人に必要なのはこういうレベルとなるのかもしれません。少し前までホームページを個人や商店が作るなんて想像もつかなかったわけです。それはHTMLという言語を知る者だけができる特権でした。しかし、いまはもはやワープロ感覚でブログやホームページが作れる時代です。ただでさえ2030年に78.9万人も不足するIT人材すべてに開発レベルの言語を徹底していくよりも、多くの人間が一般的なコードを組めるように、言語そのものを改良していくのは自然の流れなはずです。

ちなみに、こういった「ブロック型」をママゴト扱いするのも、もしかしたら愚策かもしれません。乳幼児が言語を獲得する過程で「赤ちゃん言葉」を使うのは是か非かという問題があります。アメリカのワシントン大学とコネチカット大学の調査によれば、赤ちゃん言葉を親が多用していた家庭の幼児が2歳になったときに使えるようになった単語の数は平均433語に対し、普通の言葉で話しかけた家庭の幼児は約169語と3倍近くの差が生まれました。赤ちゃんが言いやすい発音でコミュニケーションをとったため、多角的・実践的にこれらの言葉を獲得できたのではないでしょうか?

わたしたちの教室では、2年を目途にかなり複雑なレベルまでこの「ブロック型」言語をお子さまには極めてもらい、余力があり専門的な興味のある生徒さまには3年目くらいから本格的な言語を用いたプログラムの授業を提供しようと考えています。もちろん、折にふれてコードを見てもらい、習ったプログラムがどんな風にプログラム言語では書かれるかという情報の提供は行っていきたいと思っています。

「案ずるより産むが易し」…「ブロック型」の言語がどんなものか見に来てみませんか?

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